その抜け毛、実は病気が潜んでいるかも?女性の抜け毛と病気の関係

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女性の薄毛は症状・原因もさまざま。

要因が複雑に絡みあうため見極めが難しいのが特徴です。

基本的に食事や生活習の改善、育毛剤での外用薬での治療が可能ですが、急激な抜け毛の増加がある場合は要注意!

一日100本以上の抜け毛がある場合は、病気が潜んでいる可能性も。今回は、女性の脱毛をともなう病気の種類や症状について紹介します。

 

女性の抜け毛はさまざまな要因でおこる

女性の薄毛は男性の場合と異なり、さまざまな要因が考えられます。症状も個人差があり多種多様。

加齢や更年期以降に訪れる急激な女性ホルモンの減少、生活習慣、ストレスによる影響も強い傾向にあります。

女性でも微量に男性ホルモンが存在し、男性ホルモンの働きによって脱毛することも。

このように、一口に薄毛といってもさまざまな要因が考えられるのです。

 

女性に多い脱毛症の種類

女性に多い薄毛は大きく分けて下記の3つです。

 

FAGA(女性男性型脱毛症)

加齢、更年期などにより女性ホルモンの分泌の減少し、からだの中にわずかに存在する男性ホルモンの分泌量が優位になることでおこる脱毛症。

主に生え際から頭頂部にかけて抜け毛が増え、同時に毛髪が細く柔らかくなることで地肌が透けて見えるようなります。

男性のAGA(男性型脱毛症)と似ていますが、男性のように髪が完全に抜け落ちてつるつるになることはありません。

ホルモンが大きく影響するため、20代でもおこることがあります。

>>女性の男性型脱毛症(FAGA)とは?原因と対策を総まとめ!

 

慢性休止期脱毛症

頭皮全体の毛髪が薄くなる女性特有の脱毛症。

頭皮の広範囲にわたって症状があらわれることと、FAGAと異なり軟毛化していないのが特徴です。

髪の毛は成長期~休止期までのサイクルを繰り返し生え変わります。

通常は髪が抜け落ちても同じ毛穴から押し上げられるように新しい毛が生えてくるので、薄毛になることはありません。

しかし、慢性休止期脱毛症は10%程度である休止期の毛が20%ほどに増えるため、頭髪全体が薄毛になります。

 

びまん性脱毛症

慢性的(長期にわたって続く)に経過し、髪の密度低下がみられる脱毛症の総称です。

抜け毛の増加、軟毛化、頭髪全体のボリュームダウン、地肌や分け目の目立ちなどの症状が現れます。

>>女性のびまん性脱毛症の原因とは?予防・改善方法を徹底追及!

 

30代以降は薄毛の症状が現れやすい

30代以降は加齢に加えホルモンも減少するため、薄毛が発症しやすい傾向にあります。

例えばFAGAは30歳くらい、慢性休止期脱毛は35~40歳くらいが発症しやすいです。

加齢による女性の薄毛は、更年期前の40歳後半くらいから多くなる傾向にあります。

びまん性脱毛症、FAGA(女性男性型脱毛症)、慢性休止期脱毛症の3つが重なりあって症状として現れることも。

 

適切な治療を行うことで改善へ

薄毛と一口にいっても症状や原因はさまざま。

貧血、ダイエット、拒食症などの栄養障害や頭皮が炎症をおこす皮膚炎などでも髪は薄くなります。

女性ホルモンの分泌や橋本病、バセドウ病という甲状腺の病気でも髪が抜けることがあるため、症状を見極めて適切な治療をすることが大切です。

 

 

一日100本以上の抜け毛は脱毛症の疑いも

毛髪は1本1本のヘアサイクルがずれるため、通常は一度にまとめて抜けることはありません。

個人差はありますが、通常は一日50~100本程度。

季節の変わり目などで増えることもあるので、あまり神経質になる必要はありません。

ただし、100本以上の抜け毛が長期間続く、短く細い毛が増えるなどしていたら要注意!知らないうちに薄毛に近づいている可能性も。

疑わしいときは抜け毛の量や状態をチェックしてみましょう。

 

抜け毛の量を数えてみよう!

以前にくらべて抜け毛が増えたなと感じていても、判断しにくいときもありますよね。

抜け毛の増加を把握するために一番手っ取り早いのが、抜けた毛を数えることです。

枕に落ちた毛やドライヤーの際に抜け落ちた毛、お風呂場(排水溝にネットを貼る)などの抜け毛の量を数えてみましょう。

1週間ほど数えてみて抜け毛の量が増えていると感じたら、脱毛症の可能性も出てきます。

>>女性の抜け毛「一日何本」までならOK? 薄毛の危険度チェック!

 

 

急激に抜け毛が増加!考えられる病気は?

抜け毛が急激に、もしくは大量に増えたという場合は何か病気が隠れている可能性も。

女性の多い抜け毛を伴う脱毛症としては、下記の4つが有名です。

 

甲状腺機能低下症(橋本病)

甲状腺は喉仏の下にある小さな臓器で、甲状腺ホルモンを分泌する働きがあります。

甲状腺機能低下症はその名の通り、甲状腺ホルモンの分泌量が不足して全身の新陳代謝が低下する病気。

甲状腺異常の病気はいくつかありますが、代表的なものが「橋本病」です。

病気の症状としては抜け毛のほか、倦怠感・寒気・むくみ・皮膚の乾燥・体重増加・過眠・抗うつ・無気力・月経異常・生体の低音化・便秘などがあります。

新陳代謝が悪くなることで乾燥肌になり、髪の毛も硬く抜けやすい状態に。

毛乳頭の働きが悪くなることで、あらたな髪の生成もうまくいかなくなります。

甲状腺異常は円形脱毛症などと併発する場合もあり、円形脱毛症患者の8%に甲状腺機能に異常がみられるといわれています。

上記のような症状や異変を感じたら、なるべく早めに病院を受診しましょう。

病院は「甲状腺外来」か「内分泌内科」、もしくは「内科」で診てもらえます。

 

状腺亢進症(バセドウ病)

甲状腺機能が過度に高まり、ホルモン分泌が活発になりすぎる自己免疫疾患のひとつ。

代表的なものが「バセドウ病」です。

新陳代謝が活発になることで皮脂が増え、ニキビもができやすくなります。

毛髪の新陳代謝も活発すぎて成長期がまっとうできず、短い状態のまま抜け落ちることに。バセドウ病は短くやわらかい毛が抜けるのが特徴です。

病院は「甲状腺外来」、「内分泌内科」、もしくは「内科」で診てもらえます。

 

膠原(こうげん)病

自分のからだを異物と判断し、自分を攻撃してしまう自己免疫疾患のひとつ。

膠原病とは特定の病気を指すものではなく、いくつか病気があつまったものの総称です。

免疫異常の影響で全身のあらゆる臓器に炎症がおこるため、全身にさまざまな症状が現れます。

症状の一例としてあげられるのが、微熱・発疹・紅斑・しびれ・関節痛・リンパ腺の腫れ・目や口の乾燥・爪の変形・脱毛など。

基本的に免疫を抑える薬で治療をしますが、副作用や症状の現れ方は個人差があります。

そのため、内科・整形外科・皮膚科・歯科・眼科と連携とりつつ治療が行われることも。
病院は「膠原病・リウマチ内科」、もしくは「内科」で診てもらえます。

 

鉄欠乏貧血

血中の鉄分が不足して起きる病気です。貧血の80~90%を占めるといわれています。

血中の鉄が不足すると酸素が十分に運べなくなるため、脱力感や息切れ、蒼白(顔が青白くなる)などの症状がでるのが特徴。

髪をつくる細胞にも酸素が行き渡らなくなるため、抜け毛が増えます。

偏食やダイエット以外に妊娠・授乳・子宮筋腫、・子宮内膜症・月経などの出血でもおこるためとくに女性に多い脱毛症です。

病院は「血液内科」、もしくは「内科」で診てもらえます。

 

 

早期発見・治療が改善への近道!

甲状腺異常、膠原病、鉄欠乏貧血はどれも比較的女性に多い疾患です。

加齢による抜け毛の増加は誰しもおこることですが、異常な抜け毛はもしかすると病気のサインかもしれません。

病気、女性の抜け毛は早期発見・治療が改善への近道です。異変を感じたらすぐに病院を受診しましょう。

また、抜け毛や薄毛の悩みを病院で相談するのもおすすめです。本当に悩んでいて相談できる人がいないときは、病院の専門家に相談してみましょう。

>>女性の抜け毛や薄毛は病院でも治療可能?何科を受診すればいい?

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