髪の老化現象のひとつ である「白髪」
染めるのはお金がかかるし、美容室に通うのも大変ですよね。
育毛剤で白髪を解消できたら…と思うひともいるのではないでしょうか。
はたして、育毛剤は白髪に効果があるのでしょうか?
今回は育毛剤の「白髪への効果・白髪染めとの併用・育毛剤の選び方」など、育毛剤の疑問点について徹底解説します!
育毛剤で白髪予防ができるの?
多くの女性が悩んでいる白髪ですが、発症時期や進行速度に個人差があるため原因の特定が難しく、治療法も確立されていないのが現状です。
しかし、研究が進められ少しずつですが原因が解明されつつあります。
昔は遺伝、年齢のせいだといわれてきた白髪ですが、近年では老化現象だけでなく生活習慣の積み重ねやストレスも影響することが分かってきているんです。
生活習慣の見直しや育毛剤でのケアが白髪の解消に直結するとは断言できませんが…
「ストレスで増えた白髪が環境を変えたらもとに戻った」という事例や、「生活習慣の改善と育毛剤でのケアで改善した」という口コミも見かけます。
育毛剤でのケアは、白髪の予防・改善対策として決して無意味ではないでしょう。
>>女性のストレスからくる薄毛の原因とは?抜け毛のメカニズムと対策まとめ!
育毛剤が白髪対策に効果的な理由
では、具体的に育毛剤のどのような作用が白髪対策として有効なのでしょうか?
まずは白髪になるメカニズムから、順を追ってご説明します!
髪が白髪になるメカニズム
白髪は髪の根元部分にある「色素細胞」が衰えることでつくられます。
「色素細胞がうまくつくられない」「色素細胞自体の数が減る」「色素を毛母細胞まで運ぶ輸送システムがうまく起動しなくなった」など…このうちどれか1つでも起これば白髪が生えてしまいます。
白髪対策として期待できる育毛剤の効果
ここでは女性用育毛剤に見られる作用で、白髪と関係が深いものを3つ紹介します。
頭皮を保湿する働き
乾燥などによる地肌の揺らぎは抜け毛や薄毛のきっかけに。頭皮が荒れた状態では美しい黒髪も生えてきません。
とくに女性の肌は男性に比べて油分が少なく乾燥しやすいので、頭皮に潤い・栄養を与える成分が配合されています。肌へ潤いを補給することで土壌を整え、外部の刺激から保護します。
頭皮の血行を高める働き
血行不良は毛母への栄養補給を妨げ、白髪・薄毛・抜け毛を誘発する原因に。
育毛剤には血行を高める成分が配合されています。血や栄養が頭皮に行き渡りやすくなり白髪予防にも一役かってくれます。
毛母細胞を活性化させる働き
髪を育てる毛母細胞の働きが衰えると抜け毛が増えたり、細く弱い毛しか育たなくなったりします。
毛母細胞の働きを活発にする有効成分入りの育毛剤を使用することで、加齢で細くなった髪の毛を太くして、分け目やつむじのボリューム不足を改善します。
育毛剤の目的は今ある髪を保護し、元気な髪が生えやすい状態にすること!
保湿・血行促進・毛母細胞を活性化させる成分が配合されています。
配合成分が直接的に作用し髪を黒くするわけではありませんが、頭皮のコンディションを整えることが白髪予防・改善へつながると考えられているのです。
育毛剤は白髪染めと併用できる?
ブリーチなどのカラーリング剤には、多くの場合脱色剤として過酸化水素水が配合されています。人体に影響を与えるものではないのですが、頭皮への刺激が強く育毛剤と併用することで肌を傷めてしまう可能性があります。
白髪染めには過酸化水素水が含まれていないものが多いことから、基本的には育毛剤と併用しても問題ありません。
ただし、2剤式タイプの白髪染めには、過酸化水素水やアルカリ剤などの強い成分が配合されていることがあるので注意しましょう。
白髪対策における育毛剤の選び方
育毛剤は悩みに合ったものを使用することが大切!
ここでは白髪予防・改善を目的とする際の育毛剤の選び方・効果的な使い方などを紹介します。
地肌への刺激の少ないもの
女性用育毛剤を選ぶ際に気を付けたいのが、肌への刺激です。
育毛剤は基本的に1日1~2回、毎日使用しますから肌への刺激が強いものだとかぶれなどの原因になってしまいます。
とくに白髪染めと併用する場合は、刺激が強すぎてしまう可能性があるため、注意が必要です。
アルコール濃度が低いもの
白髪染めとの併用で気をつけたいのが、アルコールの濃度!
アルコール濃度の高い育毛剤と白髪染めを併用すると、アルコール成分が色を溶かし出してしまうので色落ちの原因になってしまいます。
育毛剤と白髪染めを併用するときは、できればノンアルコールの育毛剤を使用しましょう。
育毛剤の効果的な付け方
育毛剤を使用するときに毛穴に脂や汚れが残っていると、育毛剤の栄養をしっかり浸透させることはできません。塗布する前には、まずシャンプーで余分な皮脂や汚れをしっかり落としましょう!
育毛剤を塗布する際は髪をかき分け地肌につけるのがコツ。
髪に直接つけないことで色落ち防止につながりますし、成分を頭皮の奥まで浸透させることができます。
おすすめの育毛剤「ミューノアージュ」
白髪対策におすすめしたい育毛剤が「ミューノアージュ」です。
一番の特徴は、毛母細胞の働きを活発にするパントテニルエチルエーテル、オクタペプチド‐2などの有効成分が配合されているところです。
加齢などにより機能が低下したメラノサイトの働きを助け、黒髪の生成をサポートしてくれます。
ヒアルロン酸やカミツレ花エキスなどの保湿成分も入っているので、地肌の乾燥対策もバッチリ!
また、数少ないアルコールフリーの女性用育毛剤なので、白髪染めとの併用も問題ありません。
無香料・無着色、石油系界面活性剤不使用、防腐剤(パラベン)も無添加なので、妊娠・授乳中など肌が敏感なときにも使用できます。
育毛剤選びで迷ったら、ぜひチェックしてみてください!
ノンアルコールの女性専用育毛剤は、ミューノアージュがおすすめ!私も実際に使っていますので詳しい情報や使用感は下記の記事でチェックしてみてください。
>>40代以上の女性にミューノアージュ育毛剤をおすすめする3つの理由
生活習慣の改善、シャンプーなどのケアも取り入れて!
加齢や遺伝以外の白髪の原因として考えられているのが、生活習慣の乱れ・栄養の偏り・血行不良です。食事・生活リズムを整え白髪の予防・改善をはかりましょう!
健やかな髪をつくるためには、たくさんの栄養が必要になります。
髪の原料となるタンパク質、メラノサイトの機能のサポートするビタミン・ミネラルなどを中心にバランスのよい食事を心がけましょう。
睡眠不足により交感神経が優位な状態が続くと、髪への栄養供給も妨げられてしまいます。
日頃から体内リズムを整え良質な睡眠がとれるように工夫することも大切です。
いつも同じ時間に起床する、寝る前はスマホやパソコンの画面を見ないようにするなどできるところからでOK!小さいことですがこういった日々の積み重ねが美しい黒髪へつながります。
>>【総まとめ】生活習慣による女性の薄毛!7つの原因と対処法
育毛剤・生活習慣の見直しで白髪を予防しよう!
白髪はいまだ原因がハッキリ解明されておらず、育毛剤で白髪予防できると断言できないのが実情です。
しかし、生活習慣や育毛剤でのケアで黒髪に戻った!というケースもあるため一概に無意味とはいえません。お手入れを続けることで生えにくい土壌を目指すことで白髪の予防・改善を目指すことができます。
育毛剤で白髪のケアをすることは、年齢とともに現れる薄毛・抜け毛などの悩み改善効果も期待できるため、美しく健やかな髪を維持するためにもぜひお手入れを習慣にしましょう!
ケアに使用する育毛剤は、自然派素材でできた肌への影響の少ないものがおすすめです。
記事中で紹介したミューノアージュもよろしければチェックしてみてくださいね♪