女性の薄毛をセルフチェック!まずは自分で危険度をチェックしましょう!

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女性の薄毛は加齢・生活習慣・ストレスなどさまざまな要因で起こります。

年齢問わず薄毛になる可能性があるため、若いからといって安心できません。

女性の薄毛対策は早めの対策が解決への近道!そのためにまずは頭皮や髪の現状を知ることが大切です。

今回は「女性がなりやすい薄毛」や「抜け毛や頭皮の状態方法」、「薄毛を誘発する生活習慣」などをまとめてみました。

自分でできる薄毛のセルフチェックも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

女性がなりやすい薄毛の種類

女性の薄毛はいくつかの種類があり、その原因・症状もさまざまです。

ここでは女性がなりやすい薄毛を4つ紹介します。

 

びまん性脱毛症

女性の薄毛のなかで、悩んでいる方がもっとも多い脱毛症です。

加齢に生活習慣や女性ホルモンの減少が重なり発症します。

個人差はありますが女性の髪は30代頃からハリやコシが失われるのが特徴です。徐々に毛母細胞の働きも弱っていくため、細く弱い毛が増え頭皮全体の毛髪密度が低下していきます。

>>びまん性脱毛症の詳細はこちら

 

FAGA(女性男性型脱毛症)

男性型脱毛症のAGAに女性がなってしまう脱毛症です。

髪の成長を助ける女性ホルモンが加齢とともに減少することで、髪の毛の成長が不十分な状態に。さらにからだのなかで微量に分泌する男性ホルモンの影響を受けやすくなります。

体内で男性ホルモンが優位になると脱毛ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)の作用を受けやすくなり脱毛が起きます。

男性と違い完全にはげることはありませんが、頭頂部を中心に頭皮全体が薄くなるのが特徴です。

>>FAGAの詳細はこちら

 

分娩後(ぶんべんご)脱毛症

分娩後、一時的にホルモンバランスが崩れることで脱毛します。

数か月すれば回復しますが、不規則な生活習慣やストレスなどで女性ホルモンのバランスが崩れていると、抜け毛が長引いたり、びまん性脱毛症に移行したりすることがあります。

>>分娩後脱毛症・産後の抜け毛の詳細はこちら

 

牽引(けんいん)性脱毛症

髪を高い位置でしばる髪型を長期間続けることによるダメージで発症します。髪をしばっている個所の頭皮が傷み脱毛し、髪が一定方向に引っ張られることで分け目部分の薄毛も広がります。

ポニーテールなど長い髪をしばる女性に多いのが特徴。

髪型を変えるなど頭皮への負荷を取り除けば数か月で回復する可能性が高いですが、症状が進行した場合は治療も時間を要する場合もあります。

>>牽引性脱毛症の詳細はこちら

 

 

女性薄毛の危険性をセルフチェック!

薄毛の原因をつくる習慣、兆候をまとめたチェックリストです。

自分の髪・頭皮・生活習慣に当てはまるところがないか、確認してみましょう。

 

髪の毛の状態

・抜け毛の量が増えてきた
・髪が細くなってきた気がする
・頭皮全体がボリュームダウンしてきた

 

頭皮の状態

・フケがでる
・頭皮にかゆみや赤みがある
・頭皮が脂っぽい

 

生活習慣

・ストレスを感じることが多い
・冷え性、貧血の症状がある
・食事制限のあるダイエットをしている
・たばこを吸う
・お酒を飲む量が比較的多い
・寝不足が多い

リストはあくまでも目安のひとつ。ですが、上記のリストで5個以上当てはまった方は、頭皮が薄毛になりやすい環境になっている危険性も。手遅れにならないうちに生活習慣の改善や女性用育毛剤の対策をとりましょう。

>>【総まとめ】生活習慣による女性の薄毛!7つの原因と対処法

参考
https://www.tokyobeauty.jp/introduction/selfcheck/
http://www.josuikai.or.jp/pdf/newspaper/newspaper_200908.pdf

 

 

薄毛はヘアサイクルの乱れが主な原因

髪の毛は1本1本がヘアサイクルという周期をもって生え変わっています。

抜けた後は、すぐに新しい髪の毛が生えるので禿げることはありません。

しかし薄毛のひとの毛根はこのヘアサイクルが乱れ、髪の毛を作る機能が弱った状態。そのため成長が鈍くなったり成長期にある毛が途中で抜け落ちたりしてしまいます。

一日に向ける毛の量は一般的に50~100本程度。

体質や季節的な要因でも抜け毛は増加するため一概には言えませんが、一日に200~300以上の毛が継続的に抜けおるようならば危険信号です。

排水溝やドライヤー後など、落ちている毛が異常に増えていないか一度観察してみましょう。

>>女性のヘアサイクル乱れは薄毛のはじまり!原因と対策方法を解説

>>女性の抜け毛「一日何本」までならOK? 薄毛の危険度チェック!

 

毛根の状態も重要

健康な毛根はマッチ棒のような形をしており、先が丸みを帯びているのが特徴です。

毛の先がガタガタしている、または先にむかって細くとがっている場合は要注意。頭皮環境の悪化などからヘアサイクルが乱れてしまっている状態だと考えられます。

 

頭皮の状態もチェック!

豊かな髪の毛を保つには、頭皮が健康であることが必須。

下記のような症状があるひとは、頭皮環境が悪化しているかもしれません。

 

頭皮のかゆみ

頭皮にかゆみがある場合は、頭皮が乾燥しているか、皮脂の分泌が多すぎて炎症を起こしている可能性が考えられます。

炎症の原因は「皮膚の潤い不足・自律神経の乱れ・ホルモンバランス・雑菌の繁殖・合わないシャンプーによる頭皮への刺激」など。

炎症により頭皮が弱ることで毛根が外からの刺激を受け髪が抜けやすくなります。

 

フケ

頭皮のかゆみや毛根の炎症により「フケ」が発生する場合もあります。

フケは「べたべたタイプ」と「乾燥タイプ」の2種類。

ストレスや環境などの要因で皮脂が過剰に分泌すると、皮脂を餌にして常在菌であるマラセチア菌が繁殖。頭皮に炎症がおき湿疹・かゆみ・べたべたとしたフケが発生します。

頭皮の乾燥が原因の場合は乾燥により外からの刺激に弱くなり炎症が悪化するのが原因。乾燥しポロポロとした白いフケが落ちるのが特徴です。

こうした頭皮の「かゆみ」や「フケ」のほとんどは、頭皮を悪くしている要因を取り除くことで回復しますが、悪化すると皮膚炎を起こし治療が長引く場合も。

頭皮の異常は早めに皮膚科を受診しましょう。

 

 

なにげない生活習慣が薄毛をまねく

薄毛の直接的な原因ではありませんか、普段の生活や手入れ方法が抜け毛を誘発している場合も。「薄毛をまねく可能性のある習慣」とその「対策方法」紹介します!

 

喫煙・飲酒

ニコチンには血管を縮小させる作用があり、毛根への栄養・酸素の供給を阻害します。

さらに新陳代謝を促すビタミンCも消費するため、頭皮環境の悪化へとつながる場合も。タバコは本数を減らすか止めたほうがいいでしょう。

またアルコールは体内で分解される際に、髪の構成を助ける亜鉛を消費します。薄毛防止のためにも、お酒もほどほどにしておいきたいところです。

 

栄養不足

髪は90%がケラチンというタンパク質でできています。

食事制限のあるダイエットなどでタンパク質が不足すると、髪の原料が足りずに弱い髪が十分に育ちません。普段からタンパク質を多く含む

肉・魚・卵・乳製品・大豆などをバランスよく摂取するよう意識しましょう。

>>育毛に効果的な栄養素・食べ物の詳細はこちら

 

血行不良

毛根への栄養は血液によって届けられます。

血液の循環が滞り栄養が十分に届かないと、毛根が栄養不足になり抜け毛や髪のハリコシが失われる原因となります。

 

睡眠不足

睡眠中は髪の生成に関わる成長ホルモンが多く分泌され、日中に受けた髪や頭皮へのダメージが修復されます。睡眠不足が続いていると髪の成長が妨げられ薄毛へと近づく可能性があります。

 

ストレス

人間関係や仕事で精神的なストレスを受けると、副腎皮質ホルモン(コレチゾール)というホルモンが分泌されます。コレチゾールは睡眠の質を下げ、成長ホルモンの分泌を妨げることが分かっています。

>>女性のストレスからくる薄毛の原因とは?抜け毛のメカニズムと対策まとめ!

 

頭皮と髪のケアを習慣にしよう

女性の頭皮は皮脂量がもともと少なく乾燥しやすいため、日ごろのケアが大切。そのためには食事などで内側から栄養を補給すること、また外側からのケアも重要です。

頭皮の保湿や薄毛の予防には女性用育毛剤の使用がおすすめ。

女性用育毛剤に配合されている毛髪成分が頭皮の皮脂と水分のバランスを正常に保ち、血行促進・抗炎症・殺菌などをしてくれます。

髪にハリやコシを出す成分も配合されているので、ボリュームが不足しがちな女性の薄毛対策ぜひ取り入れてほしいアイテムです。

頭皮マッサージやストレッチなどと一緒に、毎日の習慣に取り入れてみてください。

 

おすすめの女性用育毛剤はどれ?

私が実際に試した5本の女性用育毛剤の特徴やおすすめポイント、使用感などをまとめた記事を書きましたので、女性用育毛剤を試してみたい方はまずこの記事をチェックしてください!

>>女性用育毛剤のおすすめランキングはこちら<<

 

 

まとめ

日々のセルフチェックで薄毛を予防しよう!

女性の薄毛は時間をかけて少しずつ表面に現れるのが特徴。今は薄毛が気にならないからといって油断は禁物です!

日々変わる頭皮の状況をこまめにチェックしましょう。記事で紹介したセルフチェックの方法も、参考にしてみてください。

ただ、女性の薄毛は非常に複雑で、陰に婦人科系の病気が潜んでいることもあります。

自分では判断がつかない、からだに違和感があるなどの場合は病院を受診しましょう。

クリニックなどの無料カウンセリングを利用してみるのもおすすめです。

 

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