ミノキシジルは女性が使っても平気!?副作用や通販のポイントを徹底解説!

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ミノキシジルは男性のAGA治療によく使われる発毛剤ですが、近年は女性の薄毛治療にも使われています。

特にFAGA(女性男性型脱毛症)には有効だとされていますが、使用にはいくつか注意点も。

今回は、女性のミノキシジル使用について詳しくご紹介します!

 

ミノキシジルは毛髪効果が認められた発毛剤

ミノキシジルは発毛効果を厚生労働省に認められた発毛成分です。

血管拡張の作用があり、もともとは高血圧の薬として使用されていました。

しかし、多毛症の効果が発見されたため、今ではその効果を応用し薄毛の治療薬としても活用されています。

女性の薄毛の場合は、特にFAGAの治療に使われることの多い薬剤です。

>>FAGA(女性の男性型脱毛症)についての詳細はこちら

ミノキシジルが毛母細胞の分裂を促すことで毛髪の成長を助けます。

さらに、ミノキシジルには血流を高める効果があり、栄養をスムーズに毛根まで送り届け毛髪の成長を助けると考えられています。

このように毛髪によってありがたい効果をもつミノキシジルですが、女性が使用する場合はいくつか注意点も。

どんなことに気をつける必要があるのか詳しくご紹介します!

 

 

ミノキシジルはFAGA(男性型脱毛症)におすすめの発毛剤

ミノキシジルは薄毛の治療に用いられる薬剤ですが、特にFAGAのような頭頂部が薄くなる症状に効果があるといわれています。

 

FAGAとは?

FAGAは「Female Androgenetic Alopecia」の略です。

AGA(男性型脱毛症)の一種ですが、発症やメカニズムが男性のものとは異なります。

男性の薄毛が脱毛を促す男性ホルモンの増加によって脱毛するのに対し、

女性はエストロゲンが減少しホルモンのバランスが崩れること、その影響で体内に微量に存在する男性ホルモンの影響を受けやすくなることで発症します。

女性ホルモンの一種であるエストロゲンには毛髪の成長を促進する作用があるため、ホルモンバランスの乱れると発毛しにくい状況になってしまうのです。

FAGAは頭皮全体の髪が細く弱くなり、前髪の生え際から頭頂部にかけて髪が薄くなるのが特徴。男性のようにM字型に後退することは少ないですが、なかには生え際や側頭部の毛が抜け落ちるひともいます。

ミノキシジルはそういった頭頂部の薄毛や生え際の後退に効果が期待できるとされています。

>>FAGA(女性の男性型脱毛症)についての詳細はこちら

 

 

ミノキシジルの効果が期待できないケース

「脂漏性脱毛症」や「粃糠性脱毛症」は頭皮の炎症が原因なので、ミノキシジルは効果が期待できません。

治療にはまず炎症を取り除く治療を行い、その後、抜け毛などの症状が治まらない場合のみ、ミノキシジルの使用を検討します。

また、副作用の危険性があるため「妊娠・授乳中・未成年」のミノキシジルの使用は禁止されています。

このため、産後のおこる「分娩後脱毛症」や妊娠中・未成年の薄毛には、副作用の少ない他の方法で対処する必要があります。

 

 

ミノキシジルの副作用について

ミノキシジルは治療を目的とする「医薬品」に分類されています。

薬の効果が高い分、からだへの影響も大きくなります。

個人差があるため副作用が必ず発症するというわけではありませんが、ミノキシジルを使用した場合、以下のような症状がおきる可能性があります。

 

「服用時に報告されている副作用」

低血圧・不整脈・動悸・多毛・むくみ・ニキビ・肌荒れ

 

「外用時に報告されている副作用」

頭皮のかゆみ・赤み

※ 育毛剤に添加されているエタノールなどの、他の成分に反応している場合もある

 

先ほどもご説明したとおり、ミノキシジルは妊娠・授乳中・未成年の使用はできません。特に授乳中はミノキシジルの成分が母乳へ移行する可能性があるため厳禁です。

使用の際は病院や店頭でも説明を受けるとは思いますが、誤って使用しないように注意しましょう!

 

 

ミノキシジルの購入方法と注意点

ミノキシジルはミノタブ(ミノキシジルタブレット)と呼ばれる内服薬と、頭皮に塗る外用薬があります。

入手する方法は「店頭購入・病院・個人輸入」の3つです。ここでは、それぞれのメリットデメリットを簡単にご紹介します。

 

病院で購入する

病院で医師の診察を受け処方してもらう方法です。

メリット
  • 症状や体質に適した濃度で処方してもらえる
  • 副作用がおきた場合も対処してもらえる

 

デメリット
  • 保険が適用されない。
  • 病院により価格も変化するが、診察料など入るため高額になる

 

店頭で購入する

薬局・ドラックストアでは大正製薬が販売するリアップジェンヌ(頭皮に塗るタイプ)のみ購入が可能。医薬品に分類されるため、薬剤師による商品説明を受ける必要があります。

メリット
  • 頭皮の状態などを薬剤師に相談できる
  • 育毛剤がすぐに手に入る

 

デメリット
  • 入手できるのは外用薬のみ
  • 対面なので人目がきになる

 

個人輸入で購入する

輸入代行業者を通し海外から個人輸入する方法です。

 

メリット
  • 病院よりも安く手に入る

 

デメリット
  • 粗悪品や偽装薬を購入してしまう可能性がある
  • 副作用がでた場合対処してもらえない

特に注意したいのは海外からの個人輸入です。

個人輸入はさまざまなリスクが伴うため、取引が難しいというのが実情。

また、ほとんどの製品が中国から香港やシンガポール経由で送られてくるもので、偽薬のリスクもかなり高いと言われています。

もちろん、きちんとした業者を選べば問題ありませんが、いい加減な業者を選んでしまうと「成分が違う」「商品が手元に届かない」などのトラブルがおきる場合も。

また、ミノキシジルは強い成分なので用法・用量をしっかりと守る必要があります。

このため、事前に説明が受けられない個人輸入では使用面で不安が残ります。

個人的には個人輸入はおすすめしませんが、どうしてもという場合は慎重に代行業者を選びましょう。

(本当におすすめしないので、輸入代行業者へのリンクも貼りません)

また、薬が手元に届いた場合でも、使用する前に病院で説明を受けておくと安心です。

 

 

ミノキシジルはこんな女性におすすめ!

育毛ケアは、頭皮の症状に合った適切な手入れをすることではじめて効果が発揮されます。

そのため、どんな症状に薬剤が適しているのかを見極めることも大切です。

ミノキシジルの使用が向いているひとは、以下の2つに当てはまります。

  • 頭頂部(つむじ部分)の薄毛が気になるひと
  • 生え際部分の脱毛が気になるひと

ミノキシジルはFAGAのような頭頂部・生え際部分の発毛効果が期待できる薬です。

ミノキシジルのもつ毛母細胞の活性化・血行促進作用がすでに抜けてしまった毛髪部分に新たな毛を育てるのに適しています。

ただ、女性の薄毛はさまざまな要因が複雑に絡みあって発症することがほとんどです。

頭皮の個人差もあるため、判断が難しいという場合は一度、病院を受診してみましょう。

 

 

FAGA以外対策は女性用育毛剤がおすすめ!

妊娠・授乳中・未成年、FAGA以外の脱毛症のひとは、天然エキスが主成分となった「女性用育毛剤でのケア」をおすすめします。

植物から抽出した天然エキスであれば副作用の心配もないですし、頭皮に刺激を与えることなく手入れができます。

ミノキシジルよりも効果は穏やかですが「血流の改善」「栄養補給」が行え、細く弱った髪の毛を太く強く育てることができます。

しかも、女性用育毛剤は通販で気軽に購入することが可能です。

ほとんどが日本製ですから偽装薬などのリスクもないですし、病院に比べると価格も安くすみます。

育毛はどんな薬でも効果がでるまでに3ヵ月~半年はかかるといわれています。

効果を発揮するには何よりも継続が命!なので“続けやすさ”といった点でも女性用育毛剤がおすすめです。

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まとめ

ミノキシジルは正しく使用すれば優れた効果が期待できる発毛剤です。ただ、副作用のリスクや症状に合わないケースもあるので、使用は慎重に。

また、FAGA(女性の男性型脱毛症)が原因の抜け毛・薄毛で無い場合は、効果が期待できません。

どうしても使用してみたい!というときは、まず病院で診察を受けてプロの目で判断してもらうと安心です。無料カウンセリングを行っている病院もあるので利用してみましょう。

また、育毛ケアは継続が最大のポイントです。

入手のしやすさや価格面なども考慮し、適切なケア方法を選びましょう。ミノキシジル以外の育毛方法としてぜひ女性用育毛も検討してみてくださいね。

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