黒髪のなかにぽつんと生えた白髪。
目立つので抜いてしまう!というひとも多いのではないでしょうか。
しかし、白髪は「抜くと増える」という噂も。
ただでさえ憂鬱なのに、増えるとなると不安になってしまいますよね。
はたして「白髪を抜くと増える」という噂は本当なのでしょうか?
今回の記事では、気になる白髪のメカニズムについて徹底調査してみました!
対策方法も合わせて紹介するので、白髪にお悩みの方はぜひご覧ください。
白髪は抜くと増えるの?
白髪を抜くと増えるという噂ですが…じつは白髪を抜いても白髪は増えないし、減りもしません。
白髪は毛根に存在する「メラノサイト」という色素細胞が髪を黒く変色させる「メラニン」という色素をつくれなくなることで生えます。
白髪を抜く行為自体はメラノサイト機能にとくに影響しないため、それで白髪が増えることはないんです。
白髪を抜いた場合も、メラノサイトへ何ら影響はないためその毛穴からはまた白髪が生えてきます。
白髪を抜く行為が薄毛につながる場合も
しかし、毛を無理やり抜いたことで毛根が傷つき、結果として抜け毛や薄毛の進行につながるという可能性はあります。
年を重ねると皮膚の乾燥やホルモンバランスの変化で髪も細く弱くなりますから、頭皮へのダメージは厳禁です。
抜くのが楽しいからといって癖になっているひとは要注意!頭皮環境の悪化を防ぐためにも、なるべく抜かないように気をつけましょう。
白髪が増える原因
白髪の原因であるメラノサイト(色素細胞)の機能が低下する原因は、じつはまだはっきりと解明されていません。
現在は、加齢による細胞機能の低下・出産・食生活、生活習慣がきっかけになると考えられています。
また、女性の場合だとホルモンバランスの崩れが大きく影響するため、初潮、出産、閉経のタイミングで白髪になりやすくなる傾向にあります。
>>女性の白髪はホルモンバランスが原因?白髪対策のコツを徹底解説!
白髪への正しい対処法
では、実際に白髪が生えてきた場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
ここでは、抜く以外のおすすめの対処方法を紹介します!
白髪を切る
白髪が1本、2本くらいの目立つという場合はハサミで切ってしまいましょう。
ちょっと面倒ですが、この方法なら毛根を傷つけずに白髪を目立たなくすることができます。
白髪を切る時は、なるべく根元から切ってあげるのがコツ。
黒髪を一緒に切ってしまわないように、白髪を指でつまみハサミの刃を髪の中に入れスライドさせるようにカットさせましょう。
こうすれば、ハサミで切れるのはまっすぐに張った髪だけなので、黒髪が一緒に切れてしまうことはありません♪
白髪を染める
白髪の数が多いと、いちいち切るのは大変!
伸びてきた際に白髪だけが立ってしまうというのも問題です。
白髪の数が多いとき、白髪染めで対処しましょう。
ただ、色素が抜けた白髪は黒髪よりも染まりやすいという特性があり、自宅で染めるとムラになってしまう場合も。できれば美容室でカラーリングすることをおすすめします。
白髪をかくすおすすめのカラー
白髪の本数が少ない場合は、落ち着いたベージュや栗色の白髪染めが最適です。
落ち着いたブラウンカラーは日本人の髪にも染まりやすく、ツヤがでやすいというメリットがあります。
白髪は固くツヤがでにくいという特性があるので、パサつきが気になっているひとにはとくにおすすめです。
白髪の本数が多い場合は、暗めの色で染めると伸びてきた際に白髪が目立ってしまうので、少し明るめを選択するのが最適です。
この他にも、白髪をなじませるよう部分的にメッシュを入れる方法や、ハイライトを入れて白髪を逆に活かすという方法もあります。
髪質や似合う髪色には個人差があるで、美容師さんに色々相談してみましょう♪
白髪を染める頻度
白髪染めには、酸化染料やアルカリ剤が入った過酸化水素水というものが使用されています。
過化酸水素水は髪染めには欠かせない薬剤ですが、頻繁に使用すると頭皮へダメージを与えてしまうのがデメリット。髪のキューティクルを剥がしてしまうため、髪のパサつきや傷みにもつながります。
白髪染めをする際は頭皮や髪へのダメージを軽減するため、最低でも一か月は感覚を空けたほうがいいでしょう。個人差はありますが、だいたい2か月に一度程度が目安です。
>>女性の白髪染めで抜け毛が増える可能性!?薄毛になった際の対策は?
スタイルチェンジで白髪を目立たなくする!
白髪は黒髪に比べて水分量が少なくパサつきがち。
ロングや髪をおろしたダウンスタイルは素敵ですが、白髪のパサつきが目立ってしまう危険性も。白髪や髪のパサつき、ボリュームダウンが気になるときは、軽やかなショートやボススタイルがおすすめです♪
シャンプーを変えて頭皮環境を整える
白髪の対策として、シャンプーを変えるのもいい方法です。
美容成分の配合された女性専用の育毛シャンプーを使えば、頭皮や髪を健やかに保ちながら白髪もケアすることができます。
白髪ケアにとくにおすすめなのがHARU黒髪シャンプー。
天然の保湿成分がたっぷり入っているのでリンスをしなくてもしっとり!
マテ茶葉エキスの働きで染めた髪の色持ちもアップさせてくれます。
その他、ボリューム・ツヤ不足・抜け毛・コシ不足への対策にも最適です。
肌にやさしい成分でつくられているので、冬場の乾燥でデリケートになった頭皮や、産後の白髪対策にもおすすめですよ♪
忙しい毎日もシャンプーならケアも簡単!日々のお手入れで白髪のない元気な髪を目指しましょう!
育毛シャンプーについては下記の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
>>【2018年決定版!】女性用の育毛シャンプーおすすめランキング
生活習慣の改善も心がけよう
一度衰えたメラノサイトの機能を戻すのは難しく、白髪を黒髪に確実に戻す法は今のところ見つかっていません。
しかし、まだまだ白髪についてはいまだ解明されていないことが多いのも事実。
ヘアケアや生活習慣を正すことで実際に白髪が減ったという話も聞きますから、再び黒髪に戻る可能性もゼロというわけではないでしょう。
生活習慣の乱れ・栄養の偏り・血行不良は白髪の大敵!
睡眠などの生活リズムを整え、栄養バランスの取れた食事を意識的に摂ることで、白髪の予防・改善をはかりましょう。
黒髪をつくるメラノサイトの機能のサポートには、ビタミン・ミネラルなどを積極的に摂取することが大事。
加齢とともにホルモンバランスも崩れやすくなりますから、女性ホルモンのバランスを整える大豆製品や、髪の原料となるタンパク質なども過不足なく摂るよう意識しましょう。
まとめ
白髪が加齢とともに増えてくるのは自然なこと。
白髪を抜くと増えるということはありませんし、逆に減ることもありません。
しかし、抜くことが頭皮ダメージとなり白髪が生えやすい状況をつくりだすことも考えられます。加齢とともに気になってくる髪の細りや抜け毛なども悪化させる要因となるため、抜く癖があるひとは注意しましょう。
白髪が気になった際は抜くよりも、「切る・染める」で対処すること!カラーリングや髪形でカモフラージュするのもおすすめです。
食事や生活習慣の改善・シャンプーなどで、白髪の生えない元気な髪を手に入れましょう!
また、健康で豊かな髪の毛を育てるための頭皮ケアで女性専用の育毛剤の仕様もおすすめ。
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