ドライヤーしないと白髪・薄毛になる⁉ボリューム・艶髪をつくるかけ方!

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髪や地肌が乾燥するからといって、ドライヤーをはぶいていませんか?

ドライヤーは髪を乾かすだけではなく、艶を出したりダメージを受けにくくしたりする役割もあります。

髪が短いからといってドライヤーをしないでいると、 フケやかゆみなどのトラブルが発生する場合も…頭皮環境の悪化は薄毛・白髪へとつながる可能性もあります。

そこで今回は、地肌や髪が乾燥しないドライヤーのかけ方を徹底解説!

艶が出る方法や全体をふんわり仕上げるかけ方もご紹介するので、髪のボリュームダウンが気になっている方はぜひチェックにしてみてください♪

 

ドライヤーをかけないことで起こるデメリット

ドライヤーをかけないと具体的にどのような問題が起きるのでしょうか?

まずは自然乾燥によるデメリットをひとつずつみていきましょう!

 

雑菌が繁殖しやすくなる

頭皮には常在菌という雑菌がいます。

普段はとくに悪さをすることはないですが、水気が多いと異常に繁殖してしまうため「かゆみ」や「フケ」といったトラブルが起きやすくなります。症状が悪化すると脂漏性皮膚炎などの皮膚炎になる場合もあります。

 

※脂漏性皮膚炎とは

頭皮を中心にみられる慢性的な皮膚炎・湿疹のことです。

頭皮が荒れた状態は薄毛の悪化や育毛のさまたげになる可能性があります。

 

 キューティクルが剥がれることによる枝毛・切れ毛

毛髪は表面をキューティクルという、うろこ状の組織に覆われおり紫外線やホコリなどの外的ダメージから守られています。

濡れた髪はキューティクルが剥がれやすく、ダメージを受けやすい状態。

髪内部のタンパク質・水分が流出し髪のパサつき切れ毛や枝毛などがおきやすくなります。

 

頭皮の臭い

細菌は繁殖するときに頭皮の脂肪を分解し脂肪酸へと変える性質があり、その際に発生させる物質が地肌の臭いの原因になる可能性があります。

 

血行不良による薄毛・白髪

髪を濡れた状態で放置していると、水分が蒸発するときの「気化熱」によって体温が奪われ頭皮の血行が悪くなります。

頭皮の血行が悪いと髪の毛の栄養がきちんと分配されず育毛にもよくありません。白髪の原因にもなりうるため、とくに髪が長い女性は必ずドライヤーをかけるようにしましょう。

 

 

ドライヤーをかけることで得られるメリット

続いてはドライヤーをかけることによるメリットの紹介です。

 

栄養の流出をガードし、枝毛・切れ毛を予防!

髪を早く乾かすことでキューティクルの状態を正常に戻し、髪内部の栄養が流れ出るのを防ぎます。

 

髪にツヤが出る

冷風で仕上げることによりツヤが上昇♪髪内部の潤いが閉じ込められ、外的刺激からもしっかり守ってくれます。

 

ヘアスタイルが決まりやすくなる

髪は冷めるときに形が固定されるため、自然乾燥だと細い髪やわらかい髪はぺたんとした状態に。寝ぐせもつきやすいです。濡れたうちにドライヤーで整えれば根元が立ち上がりやすくなるため、シルエットがふんわりキレイに決まります。

 

地肌のトラブルを防ぎ頭皮の健康を保つ!

細菌の異常繁殖を防ぐことで、臭いやかゆみフケといった頭皮トラブルの予防につながります。

 

 

ドライヤーの正しいかけ方のポイント

ドライヤーは間違ったかけ方をすると温風により頭皮が余計に乾燥してしまいます。

美髪をキープするには、正しいかけ方をマスターすることが大切!正しい手順とポイントをマスターしましょう♪

 

正しいドライヤーの手順

1.タオルでしっかり水気をとる

2.髪を根元から乾かす

3.冷風に切り替える

ドライヤーを持たない方の手は小刻みに動かし、熱が一か所に集中しないように髪を左右にばらします。このときに爪で地肌を傷つけないよう注意しましょう。

 

 

地肌を乾燥させない乾かし方のポイント

まず、しっかりとタオルドライをする

タオルでしっかりと髪の水分をとっておくことで、ドライヤー時間を短縮できます。濡れた髪の毛はダメージを受けやすいので絶対にこすらないこと!タオルで髪をはさみこむようにしやさしく水分をとりましょう。

 

温風は根元へ、上から下へ向かって乾かす

キューティクルは髪の根元から毛先に向かっています。

温風は上から下に向かってかけましょう。毛先は最後にかけます。

温風は一点のみ集中して当てるのではく、軽く振りながら頭皮全体に当てるようにすること。ボリュームが欲しいところは根元部分に指を入れ立ち上げながら熱を加えましょう。

 

地肌をしっかり保湿してからかける

ドライヤーの熱は思っている以上に熱いので、髪の毛へのダメージも大きいです。

濡れた髪はキューティクルも開きダメージを受けやすいので、ドライヤーをする前に保湿剤で保護してあげましょう。

洗い流さないタイプのトリートメントもよいのですが、毛先や毛の中心に使うものなので頭皮はダメージを軽減することができません。頭皮の乾燥を防ぐためにも育毛剤をつかって保護してあげるのがおすすめです。

女性用の育毛剤であれば地肌と髪を保護しつつ、栄養を与えてくれるので一石二鳥!

髪を乾かしながら艶のある美髪を目指すことができます。

下記の記事で実際に私が試した女性専用の育毛剤のおすすめポイントをまとめていますので、是非チェックして見てください!

>>【実際に試してわかった!】女性用育毛剤のおすすめランキング

 

吹き出し口からは10~20㎝離す

髪は表面温度が100度以上になると、内部の8割を占めるケラチンというタンパク質や脂質が変質し傷みはじめます。

ドライヤーの温風は吹き出し口付近ですでに100度を超えているので、10㎝以上離してかけるようにしましょう。

とくに髪の毛が乾きはじめたときは髪の温度が上がりやすくなるので、熱風をあてすぎないように注意!冷風に切り替えるなどして髪が傷まないようにしましょう。

 

最後に冷風でしめる

8割ほど乾いたら冷風に切り替えましょう。髪の温度が上がらないようにすることで

乾燥・ダメージを予防に。冷風でキューティクルを引き締めることでツヤもでます。

 

 

ドライヤー時間を短縮するコツ

熱によるダメージを避けるため、髪はできるだけ手早く乾燥させましょう。髪が長くてどうしても時間がかかってしまう…というひとは下記の方法を試してみてください☆

 

脱衣所で乾かさない

脱衣所のような湿気の場所で髪を乾かすと髪の乾きも悪くなります。

髪は脱衣所やバスルームで乾かすのではなく、別の部屋に移動して乾かしましょう。

 

タオルの上から温風を当てる

裏技として、タオルをかぶりその上から温風を当てる方法もあります。

タオルと髪を同時に乾かすことでタオルが乾いた状態が続くため、髪の水分をタオルが吸収し乾燥時間の短縮へとつながります。

タオルは吸収率のいいマイクロファイバーがおすすめです。

 

風量の多いドライヤーを使う

朝の忙しい時間帯や子育て中はゆっくり髪を乾かすこともなかなか難しいですよね。そういうときは風量の多いドライヤーを使ってみるのもいいでしょう。

風量の多いドライヤーで水分を一気に蒸発させ、最後に冷風で乾かすことでキューティクルが引き締まり髪に艶が生まれます。

 

 

髪をふんわりボリュームアップさせる乾かし方

髪を全体にふんわりさせるには、根元内側からしっかり乾かすのがポイント!

根元が立ち上がりやすくなるので全体にふわっと仕上がります。

髪が長いひとは下を向き、おじぎするようなポーズでかけると根元が立ち上がりやすくなりますよ♪

ショートヘアのひとはトップの髪をわしづかみにし、根元を起こすように温風を当てましょう。あらかた乾いたら冷風を当てそのまま形状記憶☆こうすることでトップにボリュームをだすことができ、横からみたときのシルエットもキレイです。

 

パーマをしている女性の場合

パーマヘアのひとは、手でウェーブを持ち上げるようにしながら風を当てます。指に髪を巻き付けながら風をあてると、きれいなカールがキープできますよ☆

コールドパーマの場合は乾いた状態ではカールがでにくいので、半乾きの状態でワックスなどをもみ込み、ドライヤーで乾かしていきます。

デジタルパーマの場合は濡れた状態でもウェーブがしっかりでるので、髪全体を完全に乾かしてからワックスなどでセットしましょう。

 

 

まとめ

ドライヤーは髪の艶やまとまりを出すという効果の他に、「かゆみ・フケ・臭い」の予防。頭皮環境の悪化による「薄毛・白髪のリスク軽減」などさまざまな役割があります。

自然乾燥はヘアスタイルが決まらないばかりでなく、ダメージの原因にもなるので絶対にNG!

  • ドライヤー前に頭皮を保湿しておく
  • 吹き出し口に近づけすぎない
  • 時間短縮を目指す

上記のポイントをおさえて、しっかりと乾燥させましょう!

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