30代~60代の女性の薄毛・抜け毛の原因の中でも、【びまん性脱毛症】や【FAGA (女性男性型脱毛症)】がかなりの割合を占めます。
女性向けの薄毛対策のサイトや、育毛のサイトをチェックしても びまん性脱毛症(FAGA)のようにまとめて扱われていたり、別々の原因として扱われていたりバラバラです。
実際、びまん性脱毛症とFAGAは別の症状なのでしょうか?
今回は、二つの脱毛症の違いや原因、対策方法についてまとめました。
びまん性脱毛症とは?
びまん性脱毛症は女性の薄毛で最も多いタイプの脱毛症です。
びまん性脱毛症は頭皮全体の髪が均等に抜けて毛髪が全体に薄くなります。
特に頭頂部の分け目が目立つのが特徴です。
女性の薄毛の場合、急激に脱毛するのではなく徐々に全体が薄くなるので、気がついたときにはかなり悪化しているケースも。
そもそも、びまん性脱毛症の【びまん】は、【瀰漫】と書き、一面に広がり満ちること。はびこることを指します。
FAGA(女性男性型脱毛症)とは?
FAGA(女性男性型脱毛症)とは、成人男性に多くみられるAGA(男性型脱毛症)という脱毛症の一種です。
AGAはテストステロンという男性ホルモンが、5αリダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロンに変換されます。
それによって、成長期が短くなることで抜け毛が増加し、薄毛へとつながります。
同じ脱毛症の一種ですが男性の薄毛と女性の男性型脱毛症(FAGA)では薄毛のメカニズムや症状が異なるため、異なる名称で区別されています。
クリニックによっては、びまん性脱毛症を示す言葉としてFAGAが使われるケースもあります。
FAGAはびまん性脱毛症の原因の一つ!
びまん性脱毛症とは、女性のホルモンバランスの変化や加齢、生活習慣の乱れ等の様々な原因で髪全体が薄くなる事を指します。
その中で、びまん性脱毛症の原因の一つにFAGA(女性男性型脱毛症)が挙げられます。
男性のAGAは、頭頂部やおでこの生え際が薄くなる傾向があり、AGAが原因の脱毛なのか、それ以外の原因の脱毛症なのかが分かりやすいです。
しかし、女性の脱毛症は、円形脱毛症以外は全体的に抜け毛が増えて薄くなってしまう事が多く、【びまん性脱毛症】とひとくくりにされる場合が多いです。
びまん性脱毛症の原因は、FAGAだけでなく、【加齢による脱毛】や【休止期脱毛】などがあります。
詳しくは下記の記事でご紹介していますので、チェックしてみてください。
>>女性のびまん性脱毛症の原因とは?予防・改善方法を徹底追及!
まとめ
びまん性脱毛症も、FAGAもひとつひとつの原因を改善していく事で必ず解決に繋がります。
大切な事は、諦めずに日々改善を積み重ねる事です!
下記の記事で、FAGAとびまん性脱毛症、それぞれの原因や具体的な予防方法、治療方法等について詳しくご紹介しています。
薄毛に悩んでいる方、最近抜け毛が増えてきた方は是非チェックしてみてください。